立て!立つんだクララ!!

☆ノーマルバージョン
「クララ、練習する前はクララはここへ置かれた時、向きを変える事はできなかったね。しかし今はできる。それはクララが一生懸命練習したからだよ。いくらやっても練習し始めの頃のように目に見えて進歩しない、いや練習すればするほど立てないような気がしてくる、こんな事をしていて本当に立てるようになるのか…」
「おじいさん、どうしてそんな事まで?」
「はっはっはっ、何を習ってもそういう時があるものだよ。クララ、お前は本当にフランクフルトに帰りたいのかい? いやいや、クララがそんな事を考えるはずはない、クララはそんな弱虫じゃない。クララは立ちたいんだ、立ちたいからこそなかなか思うようにいかなくて泣いたり怒ったりするんだ。なあクララ、世の中には足が悪くて一生歩けない人がいっぱいいる。だがクララの足は運のいい事に必ず立てると決まっているんだ。いつ立てるかなんってどうでもいいじゃないか、そんな事気にしないで頑張るんだ。さあ、勇気を出しなさい」
「おじいさん、心配かけてすみません、私頑張ります」
「うん、偉いぞクララ。見てごらん、あんなに夕陽がきれいだ!」

☆司法試験バージョン
「クララ、勉強する前はクララは六法が何かも知らなかったね。しかし今は知っている。それはクララが一生懸命勉強したからだよ。いくらやっても勉強し始めの頃のように目に見えて進歩しない、いや勉強すればするほどわからないような気がしてくる、こんな事をしていて本当に試験に受かるのか、弁護士になれるのか…」
「おじいさん、どうしてそんな事まで?」
「はっはっはっ、何を習ってもそういう時があるものだよ。クララ、お前は本当に九州に帰りたいのかい? いやいや、クララがそんな事を考えるはずはない、クララはそんな弱虫じゃない。クララは弁護士になりたいんだ、弁護士になりたいからこそなかなか思うようにいかなくて泣いたり怒ったりするんだ。なあクララ、世の中には途中で諦めて弁護士になれなかった人がいっぱいいる。だがクララは運のいい事に必ず弁護士になれると決まっているんだ。いつ弁護士になれるかなんってどうでもいいじゃないか、そんな事気にしないで頑張るんだ。さあ、勇気を出しなさい」
「おじいさん、心配かけてすみません、私頑張ります」
「うん、偉いぞクララ。見てごらん、あんなに夜景がきれいだ!」

一番大切なのは、自分を信じる気持ちだなぁ。
しかし、いつなれるかは重要だ!

本日の勉強…講義2コマ、民訴、刑訴