適性

母親がガイドヘルパーの資格を取って、月に2〜3回知的障害者の外出をお手伝いする仕事をしている。
しかし、母親は方向音痴な上、重度のそそっかしさに加え、ツアー旅が多く、人を案内する仕事などできるんだろうかと思っていたところ、案の定、降りる駅を間違えて「さあ降りますよ」と引っ張っていき、障害者から「この駅じゃないですよ」と指摘される始末。
保育園時代から、母親と外出すると電車を乗り間違えるので、私がいつもチェックしていたなあ…。
しかし、そのドジっぷりが面白いのか、えらく気に入られているとか…。
母親は子供だから、イベント会場等に障害者を連れて行って、障害者より喜んで写真を撮りまくるし、一生懸命さは伝わると思うので、一生懸命やっているのに失敗しまくるからおもしろいのか、たぶん、ある意味他のガイドさんにはないものを持っているんだろう。

職業の適性って、欠点と思われるものが逆に長所になることもあるんだな。
人間、何が幸いするかわからないなあ…。

本日の勉強…行政法