大徳寺納豆

その昔一休禅師が宋の国から持ち帰ったという由緒正しき歴史ある納豆。
納豆と言っても普通の納豆ではない。見た目も臭いも味も生理的に受け付けない人がかなり多いと思われる。
見た目はつぶれた正露丸、独特で強烈な臭い、何とも言えない塩辛さと酸っぱさと渋み?えぐみ?で舌に強烈な刺激を与えてくれて、梅干しなんて目じゃないしぶーい顔になる。
これが京都古来のお菓子として、お茶の席にも使われたりするんだな。
らくがんや饅頭の上に1粒のせたお菓子とかもあって、これだと甘さで中和されて、食べやすくなる。お菓子の甘さが引き立つというか、豆が強烈なためよりおいしく感じるというか。
珍味と言えば珍味だろうな。
初めて食べたときはなんじゃこりゃ!って感じだったが、人様のお宅で出されたが故に「独特の味ですね…」としか言えず。
でもそのお宅で何度も食べる機会があったせいか、ストレートでも食べられるようになり(お茶はほしいが、できれば何か甘いものも)、時々あの刺激がほしくなることがある。忘れられない味ではあるなと、去年もらってからずっと放っておいた奴を食べながら思う。
でも自分では絶対に買わない。

本日の勉強…H18択一過去問(刑事系)、行政法