勉強方法

「勉強方法は自分で工夫するものであって、人から教えてもらうものではない」
と、民事裁判教官がおっしゃっていたので、以前リクエストがあったのですが、勉強方法は書かないことにします。
インプットとアウトプットのバランス、択一と論文のバランス、インプットとアウトプットの材料を何にするか、本試験までに何ができるか、何を優先すべきか、自分の弱点は何か、どうしたら弱点克服できるか。
こういうのは、私がこんなところに書くまでもなく、日々の勉強で常に意識してやっていることだと思います。
人によって必要なもの、合う方法は違うので、いろいろ試してみて自分に合った方法を探してください。


私が何をやったかは、一応参考までに軽く書きます。
私はアウトプット重視でした。インプットしながらのアウトプット。アウトプットを意識したインプットです。
択一は新試験の過去問を最優先するのが効率がいいようです。過去問をやりあきたのなら、判例、条文。
論文は新試験の過去問は必須です。実際に書いてみて、自分の頭にあることがちゃんと表現できているか、答案を人に読んでもらった方がいいです。
問題演習量が足りないと不安な方は、旧試験の過去問の答案構成をやってみてください。良問を比較的短時間で回せると思います。書く時間があれば、平成の問題で、長文のやつは書いてみてください。
書き方の研究はやった方がいいと思います。この世界、表現力が最重要ですから。いかにわかりやすく、説得力のある文章を書くか、私も日々勉強中です。