検察修習

取調べ難しい。
最初の頃は、全然話が聞けてない、もっと突っ込んで聞けと叱られていたけど、少し慣れてきたかと思うと、話を聞くのはいいけど、調書に取り過ぎと言われた。
話を聞くといろいろ盛り込みたくなってくるし、過不足ない調書を作るって難しい。
昼休みにキャンペーン中のほか弁かつ丼290円を食べて、被疑者ではなく自分を慰める。


先週起訴した事件について、裁判所に提出する証拠を選んで甲号証と乙号証に分けるように言われ、証拠整理もやってみた。
この調子なら冒陳や論告も書かせてもらえるのかな?
刑裁修習中に裁判官から証拠整理の課題を出されたときは、「この証拠なくてもよくね?」なんて好き勝手言ってて、裁判官も無駄な証拠は出さないようになんておっしゃってたんだけど、検察の立場で考えると、証拠はちょっと多目に出したくなるもので。
立場が変わると、全然違うね。