勇気を出して!

はじめてのこくせん。


午前中、法テラスから初めての国選依頼が来ました。罪名や被疑者の氏名などを緊張しながら聞く。
法「で、場所なんですが、○○署なんですけど」
私「え…。と、遠いですね…。○○市や○○市の方が近いですよね?ちょっと接見に通うのが難しいんですけど…。」(片道車で1時間はかかるじゃないかー)
法「うーん、管轄がそちらなんで、まずはそちらの先生に聞いてみようかと思ったんですが、まあそうですよねー。じゃあ、また今度お願いしますー。」
初めての国選依頼は断りました。
ちなみに兄弁に聞いても、今まで依頼が来たことのない警察署でした。なんで初めてがこんなんなんだー。


ほっとした午後、またしても国選依頼。
私「○○署ですか。今度は近いですね。」
法「はい。被疑者は○○、○才です。」
私「えっ、少年ですか?」
法「はい。」
私「鑑別所に入ると、遠いですね…。」(車で片道1時間以上かかる)
法「そうですねー。」
私「……。わかりました。受けます。」
勾留中は事務所から最寄の警察署だったので、受けました。
鑑別所に行かず、在宅事件になることを全力で祈ります。


というわけで初めての国選は、少年事件となりました。
少年事件は毎日接見に行くのが基本だと言われています。他にも少年事件ならではの仕事がたくさんあり、結構大変です。
今日も明日も私選と国選で警察署はしご。1次会○○署、2次会○○署。大人の事件と少年事件とでテンション変えないと。ああ、ややこしい。