ぐったり

大きな山を1つ超えました。
2月からの付き合いだった被告人の裁判がようやく終わりました。
初接見、初公判前整理手続、初証人尋問、初被告人質問、初物ぞろいの初裁判員裁判でした。
模擬裁判以来の尋問が裁判員裁判なんて…。
なぜか友達が刑裁修習中で傍聴してるし…。嫌がらせか?


認め事件で事実関係に争いなし、量刑だけが争点という、裁判員裁判でなければ一回結審だったと思う事件ですが、時間と手間と労力のかかること、かかること。他の仕事に影響出まくる。
裁判員選任手続きも思っていたより時間がかかるし、普通だったら選任手続きの時間で公判終わっちゃうよね?という思いが頭の中をぐるぐる回る。
証拠も朗読しなきゃならないからって厳選しすぎた気がする。
被告人の勾留期間もめっちゃ長くなるし、お金がないと保釈請求もできないし、これだけ勾留されて執行猶予になったら本当にこの勾留期間は何なんだろう。
被告人のための裁判じゃなく、裁判員のための裁判だという印象が消えない。
とことん疲れました。