10月12日(金沢→五箇山→白川郷→平湯)

6時起き7時出発。
天気もいいし、今日は200kmしか走らないから、のんびり行くか。
五箇山(相倉合掌集落、菅沼合掌集落)、白川郷世界遺産はしご。

まず五箇山の相倉合掌集落。
相倉合掌集落と村上家には、大学時代に取っていた授業で日本地理学会とやらに出席(見学)しに高岡に来たときに寄ったことがある。
あのときは夜行急行きたぐに(大阪発新潟行)で来たんだけど、教授の命令で安いからという理由で全員自由席で行くことになり、学生は大阪から乗って京都から乗ってくる教授の席取りをさせられた・・・。朝5時頃ふと目を覚ましたときに、隣に座っていた教授と運悪く目が合ってしまい、車窓から見える砺波平野の地形について延々説明を聞かされた挙句、6時頃から魚市場とかいろいろ見学にひっぱりまわされ、午後からの学会では教授筆頭にゼミ生全員爆睡というすごい学会だった・・・。

あれから約10年、あのときと同じように村上家では、囲炉裏端でおじさんが観光客相手に熱く語り、こきりこ節を歌っていて、なんだかほっとした。


次に菅沼合掌集落へ。合掌造りはどこから見ても絵になると写真を撮りまくってみる。

うーん、なかよしハルさんのようにうまく撮れない。

合掌造りにパラボラアンテナは似合わない(笑)
でも普通の民家なんだから、これがリアルな合掌造りなんだろう。BSくらい見たいよなー。


途中で引き返すこともできないくらいの渋滞で(すり抜けも難しかった)、疲れ果ててやっとたどり着いた白川郷
3連休最終日だから覚悟はしていたけど、人の多さにうんざり。合掌造りは静かな方がそれらしい。

五箇山と比べると、集落の規模が大きくて、見て回るのに時間がかかる。五箇山の方がこじんまりしてて、落ち着くかも。

白川郷を一望できるポイントから。一番メジャーな風景。
いつか、雪の季節に合掌造りで泊まってみたい。


五箇山白川郷でのんびりしすぎて、早く行かなきゃ日が暮れてしまうことに気づく。
毎度のことながら進歩がない。

道の駅宙ドーム神岡にて。
カミオカンデでやってる実験の体験コーナーなんかあったけど、全くもって意味不明。小宇宙なんて聞いても聖戦士星矢を思い出すだけや。
カミオカンデには大学の先輩がいるはずだが、いつかノーベル賞を取る日が来るのだろうか?


平湯キャンプ場に着いたのは17時過ぎ。なんとか暗くなる前にテント張れてよかった。
キャンプ場から歩いて10分くらいのところにある平湯の森という温泉に入りに行くと、500円(キャンプ場利用者は400円)なのに、非常に立派な設備だった。小さ目の露天風呂が10個くらいあって、貸切感覚で入れる。星空を見ながらまったり。最高。
ホテルも併設されている。入浴後はレストランでご飯を食べ、休憩室で閉店の21時近くまでまったり。キャンプ場帰っても、暗いし寒いし寝るだけなので、非常に助かった。
帰り道、結構寒い。テントに入っても寒い。服全部着て、シュラフに入っても寒くてなかなか寝れず。少し寝ては寒くて目を覚ますという繰り返し。そういや10月の信州ってめっちゃ寒かったよなーと、大学時代に同じように凍えた記憶が今頃フラッシュバックしてくる。もっと早く思い出せよ。やっぱり実家にダウンシュラフ取りに帰れば良かった・・・と激しく後悔。
でもまあ3時間くらいは寝れました。