海外研修記その3 〜成都編②〜


中腹のお寺。中国のお寺は赤をよく使っているイメージだったけど、ここは黄色。インドやイスラムの影響も受けていそうな色使いと建物。

仏像もインドっぽい。お釈迦様はインド出身だから象に乗っているということなのか。
タイは涅槃像が多いし、ところ変われば仏像もいろいろ変わるんだろう。

お、いい飲みっぷりだねえ。
サルもたくさんいました。

なんとなくわかるけどさ。誰か日本語を教えてやれよ。


一番の見所、3077mにある山頂の寺はバスとロープウェーに乗っていきます。
仏教の聖地というと渋い落ち着いた感じを予想していましたが、山頂の寺も金ぴか!派手!さすが中国。

金頂(華厳寺)。
山頂からの景色は絶景とのことでしたが、ガスガスで何も見えず…。山頂に泊まってご来光を見ると感動的らしいですけどね。
まあ、山頂に着いた頃はこの寺すら雲の中だったので、雲が切れて青空が出たことだけでよしとします。


普賢菩薩像。象もいっぱいです。

ロープウェーが結構高かったので、下りは歩いてみると、結構な雪道で滑りまくりました。

こんな階段がずっと続きました。凍ってるよ。軽アイゼンがほしい。
上りのロープウェーに乗っている時間は5〜10分くらいだったので、たいしたことないと思っていたら、結構長く、予想よりずっと時間がかかり、ロープウェーに乗らなかったことを激しく後悔することになりました。


旅行会社から19時に成都のホテルに来るように言われていたので、急いでバスで帰ったところ、渋滞に巻き込まれました。ロープウェーに乗っていればもう1時間早いバスに乗れたのに…。
成都のバスターミナルに着いたのが19時。ホテルまでタクシーで30分近くかかる。慌ててタクシーを探すけど捕まらない。道を走っているタクシーにはみんな人が乗っている。
どんどん時間が過ぎて行き、焦りまくる。「タクシー!」と必死で叫びながらうろうろしていたら、親切な中国人が一緒にタクシーを探してくれました。でも捕まらない。
結局通りがかりの原付のおじさんが「後ろに乗ってけ」と言うので、19時40分、背に腹は変えられず、原付に乗せてもらいました。
原付、ちゃりんこに抜かれるんじゃないかと思うくらいの勢いである。びっくりするくらい遅い!
「遅い!」と言ったら、「ドゥイドゥイ(対対=そうそう)!」
何がドゥイドゥイやねん。本当に大丈夫なのか不安に思っていると20時ホテル着。裏道通ったせいか意外と早い。助かったー。そして20元取られたー(タクシー代と同じくらい)。中国人はこういう即席の白タクみたいなことを普通にやっています。
20時58分成都駅発の電車には何とか間に合いましたが、もう少しで日本で申し込んでいたツアーに参加できなくなるところでした…。